オペレーショントレーニングセンタ
Operation Training Center: OTC
お客様の要望に応える良質なサービスを提供するため、高度な知識と技術を有する人財の育成に努めています。
お客様の大切な資産(建物)の点検や保守管理をお任せいただくからには、作業を担当する1人ひとりが高度なスキルと知識を備えたプロフェッショナルでなくてはなりません。
日本メックスが力を注ぐ専門的な人財育成の拠点となっているのが「オペレーショントレーニングセンタ」です。建物総合管理で取り扱う建物設備(電気、監視、防災、空調、衛生)、通信用電力設備(受電、電源、通信用空調)の要となるシステムの実機を揃えて、計画的な教育プログラムを展開しています。
建物設備
電気設備エリア
高圧で受電するための機器一式を収めた「キュービクル式高圧受電設備」で、「高圧受電盤」「コンデンサ・動力盤」「電灯盤」で構成されています。

監視設備エリア
建物内の照明、空調、防犯セキュリティ、電力メーター等の設備機器をネットワーク経由で一元管理し、設備機器の監視や制御等のビル管理機能に加え、省エネルギー管理をはじめとしたビルマネジメントの機能を擁したビルエネルギーマネージメントシステムの扱い方を習得します。

防災設備エリア
建物や設備を火災から守る「自動火災報知設備」「窒素ガス消火設備」「屋内消火栓」「防火ダンパー・排煙口」「スクリーンシャッター」などの機能や保守方法を習得します。

空調設備エリア
「コンパクト型」「空冷式パッケージ型」「マルチパッケージ型」といった様々なタイプの空調機と、その「制御盤」や送風動力源となる「空気圧縮機・送風機」など、ビルの空調システムを構成する主要機器を備えています。

衛生設備エリア
「衛生器具(洗面器、便器)と衛生用配管設備」、「給排水設備」(受水槽、揚水ポンプ、排水槽など)、「配管とバルブ設備」といった研修用施設を通して、ビルの衛生環境を維持する仕組みや現場での対応を習得します。

通信用電力設備
受電設備エリア
電気会社から電気を受電し負荷に必要な電力を供給する「変電設備」「配電設備」及びこれらを保護する「保護装置」等で構成されるキーピクル形の受電装置です。
電気取扱作業者の「安全作業」「無事故」にポイントをおいた実技の習得をします。

通信用電源設備エリア
電話交換機、情報処理装置の電気通信設備に安定したエネルギー供給を行うための各種通信用電源設備(UPS、整流器、蓄電池等)が備わっています。

通信用空調設備エリア
通信用機械室の温度を常に適正に保つために求められる性能を具備した「高効率」の空調設備です。冷凍サイクル、運転・計測及び点検保守作業方法等を学びます。

セーフティトレーニングセンタ
(Safety Training Center: STC)
同センタは、視て、触れて、感じることで「安全」を学び、考えることをコンセプトとして、疑似体験コーナーを含め、工事現場における「安全」についての心構えや基礎知識をしっかりと身につけられます。
安全コーナー
安全コーナーでは、事故を忘れない、風化させない。また同じ事故を起こさないよう過去の事故を教訓に再発防止策の研修を実施しています。

模擬体験コーナー
模擬体験コーナーでは、文字通り様々な模擬体験をして安全への理解を深めます。
左上の写真は墜落災害の体験、ぶら下がり体験の写真です。

ぶら下がり体験

VRによる仮想体験

天井内作業体験

分電盤内作業体験
高機能ビルコーナー
高機能ビルコーナーではデータセンタなどの重要性や特殊性を理解する研修を実施しています。
出前STC
本社ビルでの研修に出向けない支店エリアの社員のため、研修ツールを作成し、現地で体験研修を行っています。

VR仮想事故体験

火災報知器誤発報体験

感電体験