お知らせ2025年2月27日
日本メックスが実施する秩父市役所の維持管理案件における「最悪の事態を想定した危機管理の取り組み」について概要をお知らせします。安全に携わる皆様の参考になれば幸いです。
当社でのマニュアルは、事故発見から救助隊受け入れまでの行動目標時間を15分と設定し、以下の図に示す項目を検討した上、作成しました。
作成に当たっては、秩父市役所からマニュアルの修正意見を頂きました。
また、消防署からは、市役所のドローンで「要救助者の表情」や「事故現場の状況」を撮影し、その状況を救助隊へ情報提供する等のアイデアを頂き、救助訓練に臨みました。
救助訓練は「ガラス清掃作業中、屋上からロープ降下する際に熱中症で意識を失い、数メートル落下し宙吊り状態になった」と想定し、要救助者に見立てた人形を使用し、事故発見から救助隊の受け入れまでを目標の15分以内で行うほか、救助隊到着後の救助訓練を行いました。
事故発見(要救助者人形(手作り))
119番通報
市役所管財課への連絡
救助車両の誘導
ドローンによる要救助者の空撮
ドローン送信機の映像確認
救助活動
訓練を終えて
訓練を終えて秩父消防署大隊長、秩父市役所管財課長からそれぞれコメントを頂きました。
【秩父消防署 大隊長】
「今回のような救助訓練の相談を企業から頂いたのは初めてです。最悪を想定しているところは素晴らしいと思います。社員を守るための安全に対する熱意が伝わってきました。」
【秩父市役所 管財課長】
「事故に対する対応、安全に対しての認識を新たにすることができて、とても有意義な訓練でした。」
取り組みによる成果として
など、今後の安全確保のため有益な実績が得られたと思います。
ご覧になった皆さんの安全に対する取り組みの参考となれば幸いです。
今後とも日本メックスは「安全推進の基本」に基づき、事故の撲滅に取り組み、人命の安全確保とお客様の財産を守ってまいります。